カタルーニャ
12 件の記事

カタルーニャの自伝的演劇『Tendrament』:舞台と実生活の境界で揺れるカップルの葛藤
カタルーニャの俳優ジュディット・コロメールとパウ・ビニャルスによる自伝的演劇『Tendrament』が上演された。11年にわたる二人の関係性、バイセクシュアリティ、ジェンダー理論を織り交ぜた野心作だが、批評家からは「テーマが拡散し、核心が不明瞭」との厳しい評価も。個人の物語をアートに昇華させることの難しさを浮き彫りにしている。

サグラダ・ファミリアが2万枚を無料開放、応募は9月20日21時まで──ラ・メルセ4日間の抽選、旅行者も可・塔は対象外、当選通知は見学4日前
サグラダ・ファミリアがラ・メルセに合わせて9月24〜27日の4日間、計2万枚の無料入場券を抽選で配る。応募は公式サイトのフォームから9月20日(日)21時まで、居住地の制限はなく旅行者も可。見学は各日16〜20時(26日は15〜18時)で、生誕・受難の両ファサード、聖堂内部、博物館、没後100年の写真展、取り付け前の礼拝堂彫刻3体まで見られる。塔とガイドツアーは対象外、3歳以上は全員チケット必要、

カタルーニャが大阪府と戦略提携覚書に調印、2029年まで5分野連携──Biocat×Osaka Bioでバイオ本命、対日輸出€10億・日本企業投資€7億の関係を初制度化
カタルーニャ州首相サルバドール・イリャと大阪府副知事の山口信彦が9月10日、バルセロナのカタルーニャ州政府庁舎で戦略提携覚書に調印した。有効2029年まで、通商・投資/研究・イノベーション/ライフサイエンス/脱炭素・水素/観光・文化の5分野で年次作業会議を義務化。BiocatとOsaka Bio Headquartersがバイオ連携の主軸、カタルーニャ観光庁と大阪観光局が観光の主軸を担う。2024

スペイン演劇界の異端児「エルス・ジョグラース」創立65周年——権力への挑発を貫く劇団の過去と現在
1961年創立のスペインを代表する劇団エルス・ジョグラースが65周年を迎えた。フランコ独裁政権への抵抗からカタルーニャ・ナショナリズムへの批判まで、常に権力と対峙してきた彼らの歴史は、スペイン社会における表現の自由の変遷そのものである。現代の「自己検閲」という新たな敵に、彼らはどう向き合うのか。

サンツ祭り2026──バルセロナ駅前の住宅街が9日間だけ祭りの中枢になる(8月22日-30日、装飾11通り)
サンツ祭り2026は8月22日から30日まで、装飾コンテスト11通り・300超イベント。開幕挨拶は女優のレティシア・ドレラ、山場は8月29日のカステリェス(灰色シャツの地元コリャ)と大人コレフォック、8月30日夜の閉幕ピロミュージカル。サンツ駅界隈のホテル利用者は自動的に祭りの真ん中に泊まる。

グラシア祭り2026開幕──バルセロナで最も熱い1週間、23通りが手作り装飾で競う(8月15日-21日)
バルセロナのグラシア地区で8月15日から21日まで市内最大級の街祭りが開幕。23通りが数か月かけて手作りした装飾で競い、900超のイベント。今年は5コミッションが「指輪物語」テーマで史上初の統一装飾、伝統のジェスス通り装飾はサン・ペレ・マルティル通りに移転。8月19日18時に表彰、閉幕は21日夜のCorrefoc。メトロL3は67時間ノンストップ。

バルセロナ市内西部で林野火災 コルセローラ丘陵サン・ペレ・マルティル山、消防20隊とヘリが対応 サリアで屋内退避、市はアルファ計画レベル3発令下
8月14日午後3時35分、バルセロナ西部コルセローラ丘陵のサン・ペレ・マルティル山で林野火災が発生。市消防10隊と州消防10隊、ヘリコプターが対応。サリア地区カン・カラリェウの住民に屋内退避要請、隣接エスプルゲスの市営施設は予防退去。バルセロネス郡でアルファ計画レベル3発令下の発火で、市消防7署が最大警戒。負傷者と面積は未公表。

ニーニョ・ベセラ氏、スペイン経済に警鐘「産業再興の列車はもう来ない」
著名経済学者サンティアゴ・ニーニョ・ベセラ氏が、スペインとカタルーニャの産業構造の脆弱性を厳しく指摘した。同氏は、高付加価値産業への転換機会を永久に失い、観光・サービス業に依存する低成長モデルから抜け出せないと分析。その発言の背景と意味を深掘りする。

バルセロナ在住者が本気で選ぶ、カタルーニャ州内・週末ショートトリップ10選
バルセロナだけ見て帰るのはもったいない。電車で行ける中世都市から、車で訪ねたい火山と断崖の村まで——在住者が本当に通うカタルーニャの週末ショートトリップ先を、アクセスと季節のコツ付きで10カ所厳選した。

バルセロナでアイヌ文化展「Aynu」、6月14日閉幕——「単一民族」幻想を旧市街から問う
バルセロナ旧市街の民族学・世界文化博物館で、北海道・白老の国立アイヌ民族博物館が国外で初めて主導した特別展「Aynu」が開かれている。会期は6月14日まで、残り約2週間。なぜカタルーニャがアイヌに惹かれたのか。先住性とアイデンティティを問い続けるこの地から、日本の「単一民族」言説を逆照射する。

今週末のバルセロナ、ふたりで ─ 5月23・24日の注目イベントと定番サンセットデート
2026年5月23・24日のバルセロナは、女子チャンピオンズリーグ決勝の無料パブリックビューイング、Bad Bunny公演、ガウディ建築でのバラの祝福祭と、ふたりで楽しめる催しが目白押し。今週末だけのイベントから、Búnkers del CarmelやTibidaboの絶景サンセット、星付きレストランまで、在住者目線でバルセロナのデートプランを案内する。

サグラダ・ファミリアが世界一高い教会に ─ ガウディ没後100年、教皇が祝福するイエスの塔
2026年6月10日、ガウディ没後100年の命日に、教皇レオ14世が172.5メートルのイエス・キリストの塔を祝福する。8,000人が集うこのミサで、サグラダ・ファミリアは世界一高い教会となった。1882年の着工から144年、寄進と入場料だけで作り続けられてきた「未完の聖堂」が迎える到達点と、その矛盾を読み解く。
